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【AMMRA20周年記念シンポジウムが台北で開催されました】

 

2026年9月21日から22日にかけて、台北で「2026 AMMRA & AMPC Meeting」が開催され、当センターから竹尾透教授(資源開発分野)、野田大地准教授(生殖機能学分野)、中野元睦大学院生(生殖機能学分野)が出席しました。

Asia Mouse Mutagenesis and Resource Association(AMMRA)は、アジア・オセアニア地域のマウス遺伝学研究および実験動物リソースの研究拠点が参画する国際ネットワークです。AMMRAは2006年に設立され、熊本大学Center for Animal Resources and Development(CARD)は、設立当初から参画する創設メンバーの一つとして、マウスリソースや生殖工学技術の共有、人材育成、国際共同研究の推進に貢献してきました。本年はAMMRA創設20周年にあたり、記念シンポジウムとして開催されました。

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図1. AMMRAに加盟する研究機関

今回の大会では「GEMMs in the AI Era(AI時代の遺伝子改変マウスモデル)」をテーマに、人工知能(AI)を活用したモデル動物の解析、遺伝子改変技術、疾患モデル、生物資源など、生命科学・生物医学研究における最新の研究成果や技術について活発な議論が行われました。

竹尾教授は、AMMRA20周年記念プログラムにおいて、熊本大学CARDにおけるマウスリソースの研究基盤、生殖工学研究、人材育成、国際連携について講演しました。また、熊本地震の経験を踏まえた研究施設の防災対策や、貴重なマウス・ラット系統を凍結保存・供給するリソースバンクが研究基盤のレジリエンス向上に果たす役割について紹介しました。

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図2.熊本大学CARDの活動について講演する竹尾教授

野田准教授は招待講演者として、「Identification of essential genes for male fertility using genetically modified mice(遺伝子改変マウスを用いた雄性生殖に必須な遺伝子の同定)」と題した講演を行い、遺伝子改変動物を用いた雄性生殖機構に関する研究成果を紹介しました。

DSC06291.jpg図3.本シンポジウムにおける招待講演者の記念撮影(左から一番目:野田准教授)

また、中野大学院生は、生殖機能に関する研究成果についてポスター発表を行いました。さらに、野田准教授と中野大学院生は、本大会におけるTravel Grant Awardを受賞しました。

PXL_20260922_070110834_加工済み.jpg図4.研究成果について英語でポスター発表する中野大学院生

本大会への参加を通じて、アジア・オセアニアを中心とする研究者との研究交流を深めるとともに、AIを活用した最先端動物モデル研究、生殖科学、生殖工学およびバイオリソースに関する最新の知見を共有する貴重な機会となりました。

今後も当センターでは、AMMRAをはじめとする国際的な研究ネットワークとの連携を通じて、モデル動物や生物資源を基盤とした生命科学・生物医学研究の発展と、次世代研究者の育成を推進してまいります。

本大会を主催・運営されたDr. Genie Chin (Director, National Center for Biomodels)および大会関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。