【中潟直己特任教授がラット凍結受精卵の生存率や発生率を向上させる技術を開発】
体外受精により作製されたラット受精卵は、凍結融解後の生存率が低いため、実用化が困難でした。
本法では、簡易ガラス化保存法により凍結保存したラット受精卵の加温時に使用する溶液(0.1Mスクロース溶液)と採卵に使用する雌ラットの週齢(6-7週齢)を最適化することで、加温後の受精卵の生存率や産子への発生率が向上しました。
本法は、遺伝子改変ラットの保管やゲノム編集ラットの作製に有用です。
本研究は、本学生命資源研究・支援センター 中潟直己特任教授(生殖工学共同研究講座)、三小田伸之研究員(生殖工学共同研究講座)、中尾聡宏特任助教(資源開発分野)、中川佳子客員助教(資源開発分野)、山鹿優真氏(資源開発分野)、竹尾透教授(資源開発分野)、山本卓教授(広島大学ゲノム編集イノベーションセンター センター長、本学生命資源研究・支援センター 客員教授)、佐久間哲史教授(京都大学農学研究科 ゲノム編集育種講座)との共同研究の成果です。
本研究の内容は、PLoS ONE(2025年9月8日)に掲載されました。
【参照】
Naomi Nakagata, Satohiro Nakao, Nobuyuki Mikoda, Katsuma Yamaga, Yoshiko Nakagawa, Tetsushi Sakuma, Takashi Yamamoto, Toru Takeo
PLoS ONE, 2025, https://doi.org/10.1371/journal.pone.0328718