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令和5年度実験動物関係高度技術研修(第1回生殖工学技術)のご案内

1.目的

現在、遺伝子の機能解析及びそれに関連した研究開発が国家プロジェクトとして世界中で盛んに行われている。その中で重要な役割を果たしているのが遺伝子改変マウスであり、今後、その数は加速的な勢いで増えることが予想され、最近、これらマウスの維持管理が世界中の実験動物施設においてきわめて深刻な問題になっている。今後のライフサイエンスの進展にとって、バイオリソースとしての遺伝子改変マウスは、まさに知的基盤の根幹を成すものと言っても過言でなく、その作製、収集、保存、供給の管理システムが、ますます重要視されていることから、その周辺技術として生殖工学技術が必須のアイテムとなっている。

そこで、動物実験取扱者、特にマウスの実験取扱者に対し、生殖工学に関連した高度な知識と技術を習得させるとともに、生命科学及び生命倫理への理解を深めることにより、能力や資質の向上を図り、もって教育・研究の発展に資することを目的とする。

 

2.主催

国立大学法人 熊本大学 生命資源研究・支援センター

 

3.会場・期間

(1)会場:熊本大学生命資源研究・支援センター動物資源開発研究施設(新館)

      〒860-0811 熊本市中央区本荘2丁目2-1

 

(2)期間:令和5年11月29日(水)~令和5年12月1日(金)

 

 

4.研修日程

別紙日程表のとおり

 

5.研修対象者及び受講予定者数

(1)研修対象者:動物実験取扱者等

(2)受講予定者数:10名程度

 

6.申込み・決定

(1)申込み

各機関等の長は、受講希望者について別紙様式1及び2に記載し、事務局宛にメールでご提出(締切:令和5年9月29日(金))ください。

なお、国立大学法人熊本大学生命資源研究・支援センター長に推薦するものとし、受講希望者が2名以上の場合は推薦順位を付すこと。

*書類一式:開催通知実施要項(様式1・2)推薦書・申込書日程表

 

※ 実施要項、推薦書及び申込書については、熊本大学生殖工学技術研修会 webサイトにも掲載していますので、ご参照ください。

   

(2)決定

国立大学法人熊本大学生命資源研究・支援センター長は、推薦された者の中から研修生を

決定し、各機関等の長に通知する。

7.研修課題・研修内容

(1)研修課題

「マウス胚・精子の凍結とそれに関連した知識及び技術の習得」

(2)研修内容

「生殖工学」を主たるテーマとする。

*(別紙「令和5年度実験動物関係高度技術研修(第1回生殖工学技術)日程表」参照のこと)

8.経費

国立大学法人及び大学共同利用機関法人の研修生については研修料を無料とするが、研修旅費、滞在費等は研修生所属機関の負担とする。

また、その他の機関等の研修生については、研修料(75,000円)及び研修旅費、滞在費等は研修生所属機関の負担とする。

 

9.修了証書

この研修の所定の課程を修了した者には、修了証書を授与する。

10.過去の生殖工学技術研修会の情報
https://www.mouse-ivf-training.com/


11.講師

竹尾 透(熊本大学生命資源研究・支援センター 資源開発分野 教授)

鳥越大輔(熊本大学生命資源研究・支援センター 実験動物分野 講師)

中川佳子(熊本大学生命資源研究・支援センター 資源開発分野 特任助教)

中尾聡宏(熊本大学生命資源研究・支援センター 資源開発分野 研究員)

中潟直己(熊本大学生命資源研究・支援センター 生殖工学共同研究分野 特任教授


12.お問い合わせ

【事務局】

〒860-0811 
熊本市中央区本荘2丁目2-1

熊本大学生命科学先端研究事務課

センター事務チーム 坂田

TEL:096-373-6635 FAX:096-373-6638

E-mail: iys-senter(アットマーク)jimu.kumamoto-u.ac.jp


【研修内容に関するお問い合わせ】

熊本大学生命資源研究・支援センター

資源開発分野

教授 竹尾 透

E-mail: takeo(アットマーク)kumamoto-u.ac.jp